毎年、桜の時期は情緒があってワクワクしたいのに、ため息が増える。
花粉症、今年は本当につらかったんです。
「もう限界かも……」と思って生まれて初めて、花粉症の薬をもらいに病院へ行ったほど。
同じく、中学生の息子も花粉症が私よりもひどく、息子も初めて薬をもらいに病院へ。
そんなタイミングで花粉症親子が出会ったのが、シダキュア(舌下免疫治療)でした。
実は息子も、小学校低学年の頃から花粉症の症状があって。
「こんなに小さいうちから花粉症になるんだ」と、当時はかなり驚いた記憶があります。
中学生になった今、症状はひどくなってきていて。
それなら、私も息子も一緒に。
そう思って、シダキュアをスタートすることにしました。
シダキュアの始め方。始めるまでにわかったこと
【結論】
シダキュアは「始めるまで」が意外と大変だと感じました。
でも息子と二人三脚だからこそ、続けられそうな気がしています。
【私の場合】
アレルギー検査(採血) → 結果待ち → 薬探し → 通院、という順番を経て、ようやくスタートラインに立てました。
【理由】
- アレルギー検査の結果が、思っていたよりアレルギー数値が高かった(息子の数値)
- 初回に使う低用量の薬が品薄で、なかなか見つからず薬局探しに苦労した
- 子どもと大人で処方の窓口が別々になり、手間がかかった
- スタート前に、お薬の容量を調整しながら対応するため、通院回数が多い
シダキュアのアレルギー検査でわかったこと
まず最初の通院は、アレルギー検査から。
息子と私、それぞれ採血をして、何にどれくらいアレルギー反応があるか調べてもらいました。
息子は保険適用で無料、私は自費で初回約7,000円ほどかかりました。
1週間後、結果を聞きに行くと……
息子のIGE数値が、思っていたよりかなり高くて正直びっくりしました。
※息子の数値は1,200

気になって自分でも少し調べてみたのですが、この数値が1,000以上など高いと、気管支喘息やアトピー性皮膚炎がある子に多い傾向がある、という情報もあるようです(あくまで私が調べた範囲での話なので、正確なところは医師に確認いただくのが確実だと思います)。
息子ぐらいのIGE数値になると、花粉症の症状を和らげる注射(2万円ぐらいであるらしい)などの治療法も対応できない状態のようで、治療の幅が限定されるようです。
先生からは、このIGE数値をシダキュア治療で下げていくことが大事と言われました。
スギ花粉やハウスダストの数値もとても高く、食べ物にも反応が出ているものがいくつかあって。
米、小麦、バナナ、りんご、そば、ピーナッツ……「え、これも?」と思うものばかりでした。
今は普通に食べられているものが多いので、先生からは「今食べられているなら気にしすぎなくて大丈夫」と言われ、少しほっとしました。(そばとピーナッツだけは、食べすぎないよう気をつけてね、とのことでした)
私も夫も肌が弱く、夫にはアトピーがあります。
※ちなみに私のIGE数値は300ほどでした。スギやハウスダストは強く出てましたが。私の数値のおよそ4倍ある、息子のIGE値、恐ろしいほど高いです。。。
遺伝もあるかもしれませんが、できる限り今のうちにできることはやっていきたいです。
toto息子にアトピーの症状はないものの、強いアレルギー体質であることがはっきりして、「シダキュア、もうやるしかないな」と改めて思いました。
意外な落とし穴。シダキュアの薬が「品薄」だった話
検査結果を受けて、いよいよシダキュアをスタート……のはずが、まさかの壁が。
最初の1週間だけ使う低用量の薬(2,000JAU錠)が、品薄で扱っている薬局が少なかったんです。
「薬なのに手に入らないことってあるの?」と正直驚きました。
病院でも「周辺の薬局に聞いてみてください」と言われるだけで、あとは自分で探すしかない状態。
何件か電話をかけて回り、最終的には親切な薬局のおじさまが近隣に電話をしてくださって、ようやく取り扱っているところを見つけられました。
本当にありがたかったです。
ちなみに、品薄なのは最初の低用量の薬だけで、2週目以降に使う5,000JAU錠は比較的手に入りやすいようでした(時期や地域によって差はあるかもしれません)。
シダキュア初回の服用は、先生の前で
ようやく手に入れた薬。
初回の服用は、アレルギー反応が出ないか確認するために、先生の前で行う必要がありました。
午前に薬を処方してもらい、午後に息子と2人で再受診。
「2,000JAU錠を服用→30分待機→問題ないか確認」という流れを、2人分こなしました。
正直、1日で終わらせようとバタバタでしたが、無事に何事もなく終えられてほっとしました。
かなり疲れましたが。
ここまで振り返ってみると、シダキュアを始めるまでには大きく2つの山があるように感じています。
- 低用量の薬を見つけること
- 通院の回数をこなすこと
この2つを越えれば、あとはコツコツ服用を続けるフェーズに入れそうです(服用後も定期受診は必要ですが)。
中学生は忙しいので、部活後にバタバタと通院しています。
息子には「また病院?」「何分で終わる?」とブツブツ言われ、スケジュール調整が大変ですが、「将来、シダキュアして良かった!ってママに感謝するよ」と本人に伝えてます。
こんな人に伝えたい
- お子さんと一緒に始めたい人
→ 大人と子どもでそれぞれ予約が必要です。
病院によると思いますが、処方してくれる先生が子供と大人で別になることもあるので、事前確認がおすすめです。(私の場合は小児科の先生が大人の処方もしてくれるので、その方にお願いしています。) - 大人だけで検討している人
→ 通院や服薬のハードルは、子どもと一緒に始めるよりは低めに感じました。 - ダニやハウスダストにお悩みの人
→シダキュアの他に、ミティキュアというダニアレルギーの免疫療法があります。



息子の場合は花粉の他にダニ・ハウスダストのアレルギーもあるので、シダキュアを半年ほど行ったあと、様子を見ながらミティキュアも併用してやっていく予定です。
シダキュアの始め方|よくある質問
Q. シダキュアは子どもと一緒に始められる?
A. 私の場合は中学生の息子と一緒に始められましたが、事前確認をおすすめします。
一緒に始めると、服用を忘れないと思いスタートしています。
Q. 薬が品薄なときはどうすればいい?
A. 私の場合は、周辺の薬局に電話で問い合わせて回るしかありませんでした。在庫があったとしても、時期によってはすぐなくなることもあるようです。薬を処方してくれる朝に、あたりを付けていた薬局に電話し、在庫状況を確認してから受診しました。
Q. 初回の通院はどれくらい費用がかかった?
A. 私の場合、初回の通院で約7,000円ほどでした。※アレルギー検査
Q. 2回目の通院はどれくらい費用がかかった?
A. 私の場合、2回目の通院で1500円弱ほどかかりました。※初回1週間(2,000JAU錠)の薬の処方
Q. 初回低用量の薬(1週間分)はどれくらい費用がかかった?
A. 私の場合、600円ほどかかりました。※初回1週間(2,000JAU錠)の薬
ちなみに息子は通院もお薬も、無料になります(18歳までは医療費無料)
まとめ
検査、薬探し、通院……。
シダキュアを始めるまでにこんなに山があるとは思っていませんでしたが、息子と一緒だからこそ、ここまで来られた気がしています。
私は今年初めて花粉症の薬を病院で処方してもらうくらい、症状がひどく出たのでしばらく様子を見てからでも良いかな、と正直思ってたんです。
でも、息子のアレルギー検査の結果を見て、今一緒に始めた方が効果的だと決断しました。
私があと数十年生きるとして、毎年ワクワクする春を不快な症状で過ごすなんて、機会損失ですから。
シダキュアを始めるきっかけは、アレルギー体質の息子です。
子供は医療費が無料ということも、背中を押してくれたと思います。
数年後、2人で春を快適に過ごしていることを願って、毎日続けていきたいと思います!
次回は、低用量の薬から通常量に切り替えるタイミングのお話を綴ろうと思います。
(公開後、こちらにリンクを追加予定です)
花粉症も、家族の体質も、焦らず一つずつ整えていけたらと思います。
※本記事は個人の体験です。症状や治療については、必ず医師にご相談ください。
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